難しいことはわかりやすく(要約力)


 
知識であればなんでもそうですが
突き詰めて理解していくと
奥の深いこと、深いこと…
 
子育ての知識も同じです。
子育てスキルを磨くためには根拠が大切です。
なぜ必要かを理解できれば応用が利きますからね。
ですから、エビデンス(科学的根拠)をもとにした発信にいつもこだわっています。
特に子どもは成長発達が急ピッチですからね。
今がずっと続くわけじゃないということを理解していただくことが不可欠なので
いかに納得していただけるか
そして、納得して行動を起こしていただくかが問われるのです。
感受性の高い時期の子どもに、大人がどう関わるかで
その子の成長の範囲が決まってくると思うので
大人の行動変容を継続させなくちゃいけないと思うからです。
 
ところが、私が話をする相手は
現在子育て真っ最中の方がほとんど。
リケジョ(理系女子)でもない限り
脳や神経の話に興味を持って聞き入ってくれる人はなかなかいません。
このギャップをどう埋めるかが問われるのです。
つまり、大切なのは知識をいかに実用化させるということ。
子育てや夫婦関係、日々の暮らしに役立てるかということなのです。
 
そのために必要なことは
伝える側の<要約力>だといつも心に留めるようにしています。
「要はね…」と短くわかりやすく伝える技術がなければ
初めて聞く相手は混乱するだけで
実際の子育てに変化を起こすことは出来ないからです。
 
小難しい話を延々とする人の場合
ゴールは相手ではなく“自分が話したい”ことにあると思うことが多いです。
自分も、そうなってはいないだろうかと、度々自分を戒めていますが(笑)
やはり、相手が“役に立った!”“是非活用したい”と思ってもらうことがゴールなので
もっとわかりやすく伝えるべきなのです。
テレビのコメンテーターとして、専門家が解説するシーンがよくありますが
要約力を持つ人の話は、分野外でも引き込まれていきますからね。
実はこのことは、子どもと接する場合にも言えるのです。
 
人生が始まってまだほんの数年の子どもに
何がよくて、何がいけないのかを伝える時に
大人の「要約力」が問われるのです
しつけや勉強を教える場面でも同じこと。
しつけをする際は、なぜいけないのかを突きつめていなければいけませんし
勉強を教える際も、かみ砕いて最初の一歩を理解させることが大事なのです。
難しい話を難しく話す人は、本当はまだその人も
そのことをよく理解できていないことが多いのです。
 
力の乏しい人に力を付けてもらうためには
なぜそのことが必要なのか
どうすればその力が身につくのか
いかにして「やってみよう!」と心に火をつけることが出来るか
ということを要約して伝える力が求められるのです。
 
それを手に入れるためには
要約できるまで、まずは伝え手が学び続けること。
 
<要約力>は、要約できるようになるまで何度も反芻して
「ようは○○ということ」と短く表現できるレッスンなくして
身につけることは出来ないからです。
私も、まだまだ修行中の身だと感じる日々です^^