「ごあいさつ」

 

ouchiblog20160810-01

 

ナーチャーウィズ(株)“育ち”研究開発室 室長の鶯千(おうち)恭子です。

 

20年以上にわたり子育て相談、講演会、家族支援の視点を持つ幼稚園教諭・保育士の育成を行ってきました。
これまでの講演回数は延べ2500回を超え、子育て相談の件数も2万件を超えています。ただ20年間変わらず、
ずっと気にかかり、何とかしなければと思い続けていることがあります。それは、自分を責める母親たちの存在です。
我が子を幸せにしたいと心から願っているにもかかわらず、現実の子育ての中では、子どもの様子に不安を感じるたびに
「私の育て方が悪かったのではないか」「しつけが甘すぎたのだろうか」「厳しくし過ぎたのだろうか」と、自分を責めて
涙を流す母親が本当にたくさんいるのです。彼女たちが流す涙を、幾度となく目の当たりにしてきました。その度に胸が痛み、
何とかしなければと強く思ってきました。

 

親にとっては初めての子育てです。
今の時代、子どもの成長に不安を感じない親はいません。
誰もが、大なり小なり「これでいいのだろうか」と不安を感じ、「あの時もっとこうしておけばよかった」と後悔を感じながら
育てているのです。だとするならば、不安を感じ後悔に襲われることが問題なのではありません。むしろ、解決に向けた働きか
けがなされないまま、子どもの傍らにいる母親が不安を抱えたままでいることが問題なのです。子どもは環境から刺激を受け、
環境と相互関係をくり返しながら適応していく力を育んでいきます。その成長の過程を保障していくのが子育てです。
中でも傍らにいる「親」は、子どもにとって大変大きな存在で、日々のやり取りの中で、人との関わり方・社会の捉え方の基礎を
学び取り、土台にしていきます。その土台の上に経験を積み上げ、その子らしい生き方に変容させていくのです。

 

昔に比べると、現代は子どもが成長し自立するまでに大変時間がかかるようになりました。子どもの生きる土台をつくり、子どもが
成長しても長い間影響を与え続けることになる親の存在は、いかに重要かがわかります。ところが、親をサポートするしくみが著しく
乏しいのが現状です。このサポートとは何を意味するのでしょうか。親に代わって子どもを預かることもそうですが、それ以上に、
初めての子育てにどう向き合えばいいのか、どう育てていけばいいのかを指南できるしくみが必要なのです。できれば時代によって
変化する育児の知恵ではなく、人間を生きものとして捉え、科学的に裏付けられた知識を育児の実践の中で活用していけるように
知恵に変え、親を誘い、確かな結果を出していくまでのサポートが必要なのだと感じています。
私たちは常に最新情報に注目し、公官庁から発行される白書や最新の研究データを収集し、誰もが活用できるエビデンスに基づいた
育児のフレームワーク(公式)を開発していきます。
そして、質の高いスキルを持つ人材の育成を行い、日本中の子育てが喜びに満ちたものになることを目指して活動してまいります。

 

「子育ての後悔をゼロにする」

子どもの年齢がいくつであっても

後悔のない子育てを提供する

Together with you, we create a framework of Nurture.

 

このスローガンを掲げる意味を感じていただけたら幸いです。
これからも、日本中の子育てに関わる人たちに“希望”を届け
結果を出すことにこだわり続けていきたと思います。

 

鶯千恭子