試される夫婦のチーム力

 

子どもに手がかかる時期の夫婦には
共通した悩みがあります。
特にママたちの夫への不満は
話し出すと止まらなくなるほど。

 

先日も、2人目のお子さんを連れたママたちが集まり
口々に「夫が何もしてくれない」と不満をもらしていました。
それでも一人で切り盛りするのには限界があるので
なんとかして夫の協力を得なければと考え
ケンカ腰ではなく
「助けて欲しい」とお願いしてみたり
「助かったわ、ありがとう」と感謝を伝えてみたり。
中には「なぜ私ばかりがこんな努力を強いられるのか」と
嘆く声もあがりました。

 

支援の乏しい時代です。
そんな中で本当によく頑張っている。
小さな肩に、子どものこと、仕事のこと、家のこと…
たくさんの責任を背負ったママたちの本音は
当然のことだとうなずくばかりでした。

 

さて、この現象をどう理解すればいいのでしょう。
「男は仕事・女は家庭」という
夫婦の役割分業が当たり前だった時代は
二人で協力して育てるという意識はなく
家庭内の問題も、基本的に夫が決断し
妻が従うのが当然という文化があり
もっといい方法はないか議論することはありませんでした。
ところが現代は

『二人で育てなさい』

と舵を切ったのです。
二人で育てるということは

『二人で協力する』

ということです。

 

つまり、二人で話し合い
二人で合意し
二人で責任を負っていくこと。
“夫婦”というチームを

強力なものに作っていかなければ
子育ても、家庭運営も、問題が山積していきます。

 

そして、誰かが責任を負わなければ

崩壊してしまう。
そんな危機感の中で

責任を負う役割を

一手に引き受けざるを得ない現状が
ママたちの嘆きの中に

現れているように感じます。

 

この現状を変えるためには

どうすればいいのでしょう。
大切なことは
二人が真剣に話し合い
二人が問題を解決させるスキルを持つこと。

 

ところが、現代は
「個人」という意識がとても強くなり
自分のことだけでなく
相手や周りのことも考えながら
話し合う、議論する、意見を集約していく、折り合いをつける、合意させる…
ということに不慣れな人が多くなっています。
そんな時代背景を理解しながら
どうやって問題解決スキルを磨いていくかが

問われるのです。

 

スポーツでも、強いチームは
「目的意識」がはっきりしていて
チームメンバーの中で
「ルールの徹底」と「責任の明確化」は
メンバー間で共有されています。

 

夫婦というチームを

強力な関係に仕上げていくためには
話し合うしかないのです。
最初は下手くそでもいいです。
強いチームになっていきたいという素直な気持ちを伝え
あきらめずに話し合いの席に相手を座らせる。
その時に

『どんなに相手が自分にとって大切な存在か』

を伝えることを忘れなければ
必ずいいチームに仕上がっていくと信じています。

 

今からでも遅くありません。

夫婦のチーム力をテーマに

是非ご夫婦で話してみてくださいね。