関係性を変化させる


関係性とは面白いものです。
 
なぜなら、関わる相手によって
自分の引き出され方が変わるからです。
 
例えば、Aさんに対して
ある人は「優しい人よ」と言いますが
別の人は「怖い人よ」と言います。
また、ある人は
「面白い人よ」と言ったりします。
 
どれが本当のAさんなんだろう…と
思うことがありますが
多分、どれもAさんなのです。
 
「優しい人」「怖い人」「面白い人」。
一見、個々に別人格がいるかのように
思えてしまうのは何故なのでしょう。
 
それは、関わる人によって
Aさんの引き出され方が変わるからです。
 
つまり、Bさんが関わると
Aさんの優しい一面が引き出され
Cさんが関わると
Aさんの怖い一面が引き出されるのです。
 
そもそも人の中にはいろんな人格があって
人と関係性を持とうとする時
相手がどんな人かによって
自分が持ち合わせている多様な側面の中から
ある一面が引き出されるのです。
 
関係性は常に流動的です。
相手のあり様によっては
いくらでも関係性は
変化していくものなのです。
 
だからこそ、大切なのは
≪この人とどんな関係になりたいか≫
 
自分が望む関係性をはっきりさせること。
そして、相手のどんな側面を引き出せば
望む関係になれるのかを考えることなのです。
 
上手な引き出し方は「技術」です。
技術はくり返し練習することで
磨かれていきます。
 
ところが、多くの場合
相手との関係がギクシャクすると
つい「自分は悪くない」
「相手に非があるからこうなる」
と思いがちです。
自分の技術が未熟なままで
頑なに自分の投げるストロークを
変えようとせず
相手を非難してばかりでは
望む関係性は手に入りません。
 
関係性は、どちらか一方が
投げるストロークを変えることで
容易に変化していくものです。
 
長いこと固定してしまった
親子の関係であっても
夫婦の関係であっても
お互いが望む関係性に
今、この瞬間から変えることが出来る
とても柔軟性に富んだものだ
ということを信じて
関係性を点検してみてくださいね。